時間にルーズな人でなくても予期せぬことで美容室に遅刻をしてしまうことってあると思います。
私ども美容師としてもお客様が時間より早く来る・遅く来るなんてことは日常茶飯事ですし、美容師側がお待たせしてしまうこともあるので逆に申し訳ないと思っている時も往々にしてあります。
予約時間に間に合わなそうな時があったあなた、ビクッとしましたね?
ということで【美容室の予約時間にどれくらい遅れても大丈夫なのか】を文字にしていきます。
遅刻で許せる範囲
こちらから「許せる」なんて言い方をすると上から目線になって申し訳ないです。待たせる側でもあるのに…
この許せる範囲に関してはこれくらいならっていうのがないです。
『お店の予約状況による』とだけ言っておきましょう。
混雑していなければ1時間でもずらせますし、どうにでもなります。
ただ混雑時や繁忙期の遅刻は「次の予約に支障」がでしまいやすいので超困ります。
許容範囲は10分が目安

これはあくまで通常営業で次の予約がある場合の話です。
カットのみの場合、カット以外での時間の調整が効かずに次のお客様の時間が切迫されます。なのでコレ以上遅れる場合はけっこう厳しくなります。
もしもカラーや複合メニューの場合は色んな施術で時短や手を早めるということが可能になるのでなんとかなるといえばなります。
大幅な遅刻(10分以上)のときは電話連絡をお願いしたい
10分以上こないとなると美容師側も「予約日時を間違えたかな」「事故」「無断キャンセル」などいろいろなことを考え、そして不安になります。
その間の不安はとても心臓に悪く、いち早い安寧を求める傾向にあるのでもしも10分以上の遅れがありそうならLINEではなく電話での連絡をお願いしたいです。
なぜLINEがダメかというと「四六時中スマホの確認ができるわけではない」のです。

LINEで遅れることを送りました
と言われましても

何の話?
となってしまいます。
電話は確実に出るので遅れる旨を言ってもらえたら、もしかしたらいま来られてもできないということを言えるし、他の空き時間のご案内もできてお互いに無駄がありません。
せっかくお店に来たのにこの時間ではできませんって言われても嫌ですよね。
できる限りご予約のお客様は受け入れたいと思っていても、他に予約してくれているお客様を待たせてまでやるのもちょっと違うと思います。
遅れる際は《電話での連絡》をお願いいたします。
逆:早く行ってもいい?
ダメってことはないです。前の予約の方が早く終わっていれば早めにご案内できますし、お互い余裕ができます。
ただ『オープン前にお店に入ってくる』ことはご遠慮願いたいところです。
ララチッタは平日10時〜、土日祝日は9時〜のオープンなのですが、オープン準備と朝礼を行っています。
そしてお呼ばれなどのときには『時間外料金』というものももらっています。なのでオープン前に入ってくる方からは時間外料金をもらわなければいけません。
早く入りたい気持ちはわからないでもないですが、シャッターが閉まっている状態でご来店いただいても「えっ今?」「まだ準備してますっ」という風に丁寧な接客ができないので空気を読むようにしていただけると幸いです。
これはうちだけではなく他の美容室でも同じようなことはあると思います。気をつけましょう。
美容室の予約に遅れるときの結論

10分以上の遅れの場合は電話で連絡をしましょう
といったところでしょうか。
中には時間ぴったりに間に合わないからといって電話をしてくださる方もいます。ご丁寧にありがとうございます。
まずは後の予約に支障が出ないかを考慮いただけると助かります。
これは美容師側の都合での話になってしまうので、そっちも待たせるじゃんと言われたら確かにそうです。申し訳ございません。
だからといって特別なサービスができるわけでもないのが辛いです。
なにかいい方法があればいいなと悩み、考えながらブログを書いてみました。
お読みいただきありがとうございます。
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