どーも、襟足とモミアゲにうるさい美容師ハッタです。
以前もみあげについて書いた記事がけっこう読まれているのでよかったら読んでみてください。
最近担当したお客様のカットをしていると気になったのが『襟足の毛がちぢれている』こと。

そんな人いるのー?
っていう人もいれば

あ、確かにちぢれてる😭
という方もいると思います。
襟足のちぢれに関しては男性・女性関係なし、大人・子供も関係なしで発生しています。
またもともとの髪の毛がくせ毛であっても直毛であっても関係なく、ちぢれる人はちぢれます。
興味がある人はご家族の襟足に触れてみてはいかがでしょうか。
襟足のちぢれってなに?
たぶんご想像の通りのちぢれ毛です。
漢字で書くと〈縮れ毛〉です。
普通のくせ毛のようなうねりではなく、襟足の場合は触った時にザラつくような手触りでかなりチリチリしています。

クシを通してもまとまることもないのでどうしても広がりやすくなっています。
カラーやパーマなどの施術で傷んだ髪の毛もこういった状態になりやすいのですが、襟足の一番下のあたりがこのようになりやすいのでアイロンを通してキレイにしにくいです。
意外と面倒なパーツです。
襟足の髪がちぢれる原因はなに?
絶対これが原因ですとは言えないですが、自分の体験からきっとこれかなというのが一つあります。
湯船に深く浸かる
とういうこと。
お客様で気になった方にも質問をしたことがあるのですが、ほとんどの方が首くらいまで湯船に浸かっているという返事をもらっています。

考え方としては素麺やうどんって茹ですぎるとフヤフヤになりますよね。
髪の毛も同じで長くお湯に触れていることでキューティクルが開きっぱなしになってしまい、脆い状態になってしまいます。その状態でタオルの摩擦があったりするとチリつきやすくなります。
またふやけすぎて戻らないということも考えられるので、お風呂で襟足がお湯に浸っている時間が長いと影響も大きくなります。
襟足がちぢれたら治るのか?
一度ちぢれてしまった髪の毛は自然に治るということはないです。
髪の毛は表面に出てきている段階では「すでに死んだ細胞」でしかないので自己治癒や自己再生的な能力を持っていません。
このことはヘアケアのことを考える上でもわりと重要なことなので、頭の片隅においておくようにしてください。大事なことなのでもう一度言います。
髪に自己治癒力はないです
砂浜に打ち上げられた魚と同じで、状態は悪化することあっても良くなることはありません。(紫外線や乾燥、アイロンやコテなど外的要因はいくらでもあります)
それゆえに、一度ちぢれてしまった髪の毛が元に戻ることはありません。
ちぢれた時の対処方法
自己治癒力のない髪の毛を復活させるためにはどうするか?

❶めちゃめちゃ気になるならストレートすることをおすすめ
まとまりがめっちゃ悪いって感じるほど広範囲のちぢれであれば、縮毛矯正でストレートにすることもありなのかなっていうのはあります。
ただし、髪の毛のほんの一部のことなのでそんなに気にする必要はないのかな〜と。
むりくりお金をかけて治したいってレベルではないかな。ということで以下を推奨します。

❷お風呂の入り方を見直しましょう
単純な対処療法なのですが、湯船に深く浸かって毛穴から歪みが出てしまうのであれば、せめて鎖骨までにするようにしてみてはいかがでしょうか。
要はちぢれないようにするだけです。
ハッタもこれでチリつく髪の毛が減ったような気がします。
絶対に治りますよとは言いませんが、原因が湯船にあるのであれば対処としては湯船に深く浸からないようにして髪の毛に負担をかけないようにすることが大切です。
効果がすぐに出るようなものではなく、半年くらい経ってようやく根本近くの髪がツルッとしてくれるようになるんじゃないかな。
襟足のちぢれが気になる人は長い目で試してみてください。
注意トリートメントで治るようなものではないので、何かしらの広告であったからといって無闇に買わない方がいいですよ。
襟足のちぢれ毛のまとめ

- 襟足のちぢれは老若男女関係なし
- 原因は湯船の浸かり方にあるかも
- 浸かり方を深くしすぎない
簡単にまとめてみました。
曖昧な表現が含まれるような記事になってしまいましたが、もし気になるという人が少しでも解消できたということにつながればいいなと思っています。
『髪の毛に自己治癒力はない』というのも忘れないようにしながらヘアケアを継続してください。
ではまた〜。