美容室に行くと美容師さんに「シャンプーって何使ってますか?」って聞かれたりすることないですか?
また「このシャンプーは〜…」って説明を受けたりすることってあるあるだと思います。
その意図としてはこんなことが挙げられるかも。
- どんなのを使ってるか知りたい
- 髪の状態が気になる
- キレイになってほしい
- 売り上げ増やしてやるぜ!
あ、一言言っておくと美容室でシャンプーを買ってもらったとしても利益なんてほとんどないので売り上げのことはただのギャグだと思ってください。
美容室のシャンプー、いわゆるサロン専売品のシャンプーを美容師は使ってもらいたいな〜って思っているのでお客様にお話をする機会があります。
普通にスーパー等で売っているパブリック商品と比べて割高なのは美容師もわかっています。ただそれでもメリットがあるのでサロン専売品をご紹介しているということを認知していただけたらなとおもいます。
サロン専売品のシャンプーを使うメリット
- 自分に合うシャンプーを美容師に選んでもらえる
- カラーが色落ちしにくい
- 合成界面活性剤ののシャンプーはほぼないので髪に優しい
- なぜかべたつく髪になることがない
- 間違った情報に流されないで済む
1.美容師に選んでもらえる

これってすっごいメリットだと思うのですが、どうでしょう?
「とりあえずで選んだシャンプー」を使うよりも「ちゃんと選んだシャンプー」を使いたくないですか?
美容師は髪の毛のプロとして仕事をしていて、いろんなタイプの髪質を見てきています。
その経験でお客様自身でも気付いていない髪の毛の状態に合わせたシャンプーの選び方ができるので、一人ひとりに合った提案をします。
2.カラーが色落ちしにくい
市販品の多くのシャンプーに含まれている洗浄成分は合成界面活性剤や洗浄力が強い活性剤が多く、「洗うだけに特化」していて髪の毛の保護には向いていません。
サロン専売品のシャンプーではアミノ酸系の髪に優しい成分が多く、洗うだけでなく髪への負担も最小限にしてあるものがほとんど。
同じようにカラーした髪の毛を洗い比べてみると色落ちの速さは明確なほどです。
せっかくカラーしたのに色落ちが早いと感じていながらも市販のシャンプーを使っていませんか?
3.合成界面活性剤のシャンプーはほぼない
サロン専売品のシャンプーに使われているのはほぼアミノ酸系のものですが、市販品のシャンプーにはいまだに合成界面活性剤が使用されていることもあります。(だいぶなくなった)
- 石油系界面活性剤
- 石油から作られた界面活性剤でいまは探すのが難しいほど市場からは姿を消した。
- 高級アルコール系活性剤
- 高級とは書いてあるが高価なものという意味ではない。含まれる炭素の数によってこうきゅうまたは低級と呼び方が変わります。
ラウリル硫酸ナトリウムなどが代表的で頭皮への刺激が非常に強く頭皮の炎症やかゆみ・髪の毛のダメージが伴います。
ラットの背中に塗っておいたら1週間しないうちにただれてしまったという実験結果も出ているほど。
実際には市販品でもこのような粗悪なものを使っているものはないと言ってもいいですが、現状で使われている他の界面活性剤がここから由来していることを記憶しておいてください。
4.なぜかベタつくことがない
以前「美容師が選ぶ!このシャンプーはやめておけという商品」という内容のブログを書きました。
その内容はどこのスーパーやドラッグストアでも売っている『ボタニスト』という商品をディスったものです。
美容師をしていていろんなお客様を見ていますが、ボタニストを使っているお客様はけっこうムダな油分やべたつきがあります。
基本的なシャンプーの流しが足りないというよりも、そもそも流しにくい成分が入っているんじゃないかなという感覚です。知らんけど。
サロン専売品を使っていてベタつくことはほぼないです。もしあるとしたら濃いトリートメント(週1用)を毎日にように使っている人くらいです。その辺は担当美容師さんが使い方をレクチャーすれば問題なさそうですね。
5.間違った情報に流されないで済む


ノンシリコンシャンプーが流行ったからって飛びつきませんでしたか?
オーガニック系シャンプーが流行ったからって飛びつきませんでしたか?
それらが合う人もいれば合わない人もいます。なのにノンシリコンシャンプーがいいんだって盲信しすぎて髪の毛がキシキシなお客様います。
美容のことってネットなどでいろんな情報が流れているから、情報過多な状態で鵜呑みにしてそれがいいものだって思い込んでいるのではないでしょうか?
いろんなシャンプーがあって、いろんな状態の髪の毛があって、どんな組み合わせになるかで髪の毛の良し悪しが決まります。
ネットの噂で絶賛されているシャンプーがあったとしてもステマであることも多いです。なんならCMや雑誌に広告を出すよりインフルエンサーの方にお願いしたほうが広告費が安く済むので、インスタに流れてくるこれみよがしなものは企業案件だと思ってください。
どんなに有名なものよりも実際に髪の毛の状態を見ながら選ぶものが一番の正解です。
サロン専売品のシャンプーを使うデメリット
美容室のシャンプーを使ってもらいたい気持ちは山々なのですが、デメリットがゼロではありません。
- コストがかかる
- なくなったら美容室に行かないといけない
- 使用感がいいからやめにくい
- アレルギーが出る人もいなくはない
大半の人は(1)の市販品よりも高いことがネックになっているのではないでしょうか?
ハッタも高いなというのは感じています。
ただ価格はピンキリで控えめな価格のものが合う人もいれば、ちょっと高めなものが合う人もいます。
合わないシャンプーを使ってベタベタ・ゴワゴワ・パサツキを感じてしまうよりも、常に良い状態でいれることの方がメリットかなと思うので良いシャンプーを使ってほしいなと言わせてください。
美容室で毎回トリートメントをするよりもコスパはいいんじゃないかな〜とも思っていますい。


個人的にはこんなイメージで説明しています。
美容室のトリートメントでがっつりといい成分を髪の毛に入れてMAXいい状態にするのもいいのですが、家でちゃんとしたものを使わなければ傷んだ状態に戻ります。
それなら良いシャンプーを使うことで70点くらいをず〜っとキープできるのって良くないですか?
自分ならそういった選び方をするので参考までに。
使用感がいいからやめにくい
サロン専売品のシャンプーを1本使い切る頃にはシャンプーの質感に慣れすぎて市販品にした時に手触りの悪さに気づいてしまします。昔はラッ○スやパ○テーンなどがいいと思っていたのにってなります。
市販のシャンプーを使うと気づくサロン専売品の良さってあるので、きっと使い続けたくなるはず。
やめにくいというのはやっぱりコスパ面の話になるので、手頃な価格帯で髪に合うものがあるといいですね。
アレルギーがでてしまうことも


サロン専売品だからということではなく市販品のシャンプーでもアレルギーはあります。
ただいつも言っている美容室から買ったシャンプーなのになんだかなぁ…っていう気持ちにはさせてしまうことも否めません。
そういったときは仕様品なので返金はできませんが、対処の相談にのることもできます。
シャンプーの成分なのか防腐剤のせいなのか、原因はいくつか考えられるので正直に言っていただけると嬉しいです。
ララチッタでも取り扱っているシャンプーや取り寄せ可能なシャンプーはたくさんありますが、その中でもかゆみが出るようなものは少なからずあります。
かゆみが出やすい人はぜひ相談の上、合うシャンプーを使ってみてください。
サロン専売品のシャンプーのまとめ


ネットなどにはたくさん使用感やレビューがありますが、間違ってはいないかもしれないけど正解でもない情報は山ほどあるので何を信じるかはあなたしだいです。色んな情報に流されずに自分にあったシャンプーを選ぶようにしてください。
コスパが気になる人は以下を参考にしてみてください。
ララチッタで最近人気のシャンプーでディープレイヤーというものがあります。


500ml入り3740円で約3〜4ヶ月使えるので、1ヶ月あたり950〜1200円ほど。1日換算だと32〜40円ほどのヘアケアです。
そう考えると、きれいな状態を作るためには高くはない金額かなとも思います。
勧められないから使わないという方もいるかもですが、少しでも興味を持っていただけたらということで筆を執りました。
読んでくれた方に素敵なヘアライフを。
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