美容師業界ではこんな言葉があります。
シャンプーが上手いアシスタントは良いスタイリストになる
シャンプーは学校卒業後にアシスタントが初めて自分ひとりでお客様に触れることができる技術です。
接客&技術職の美容師をする上で、これほどセンスを問われる技術は他にないんじゃないでしょうか。
はいどーも、アシスタント時代、シャンプー指名獲得に情熱を燃やしていた美容師ハッタです。

いきなりこんなブログを書いてどうしたの!?
そんな声が聞こえてきそうです。
シャンプーがうまいアシスタントは将来性あり
美容学校を卒業してから美容師として働き、一番最初にお客様に携わるであろう技術がシャンプーです。
多くの新人さんがそうだと思います。
お客様を気持ちよくしてやろうとか一生懸命シャンプーするぞという気概がないとこの先いい美容師になるのは難しいのでは?と思うので、手を抜くのは言語道断。
相手を想う気持ちがある美容師かどうかはわりと早い段階でわかるってことですね。
また、練習に向かう姿勢なんかも問われます。サボり癖があるのか前向きに練習に取り組めるのか。
美容師はセンスが大事と思われがちですが、センスよりも姿勢が大切。
最初の技術であるシャンプーでわかります。
シャンプーは手から伝わる
技術が上手いか下手かというのはとても重要ですが、一生懸命にしてくれているか手を抜いているかの方がお客様には伝わります。
スタイリストになるとお客様が重なっていたり、次の仕事を考えてシャンプーがおざなりになる人がいます。ほかにもシャンプーはアシスタントに任せっきりということも。
もしもシャンプーが大切と思っているスタイリストであれば、任せるアシスタントのシャンプーが手抜きだったらどうだろう。
お客様はシャンプーも楽しみにしに来ているので不快な想いはさせたくないはず。自分が担当できないところまで一生懸命にやってくれるアシスタントに仕事をお願いしたくなるのは当然のことだと思います。
アシスタントの責任感が問われます。
- 相手を想う気持ち
- 練習に対する姿勢
- 仕事に対する責任感
どうでしょう?かなり重要な役割のある技術だと思いませんか?

今さら感がありますが、ハッタはこの頃シャンプーをしている時間が一番楽しいです。
手から伝わってくると書きましたが逆もまた然りで、お客様が気持ちよさそうなポイントを洗っていると指に伝わってくるんですよね。
そういった気持ちの入る仕事を一生懸命しているとなんとなくモチベーションが上がります。
ただし手荒れは避けられません。カラー剤にも弱くカサカサになって痒みが出やすいので本当はシャンプーに携わらなければいいのですが、いまは一番楽しいので頑張ります。
もしもシャンプーができなくなったらそれはそれで、ハッタにシャンプーをしてもらうのは諦めてください。
それまでは気持ちのいいシャンプーを心がけるので担当する機会のあるお客様はよろしくお願いいたします。


